オートキャド(AutoCAD)をカスタマイズして、作図などの業務をスムーズに進めていく。
これがカスタマイズをする最大の理由で、これをやるのとやらないのとでは、大きな差が出ると私は思っています。
だからこそ、こうしてサイトを作成して、そこで有益と信じる情報を発信しようと思った訳です。
もちろんそれ以外にも、自分自身が知っている情報を整理して、もう少し磨いてみるという目的もあります。
でもそれはオマケ。
目的はあくまでも、オートキャド(AutoCAD)について詳しく知りたいと思っている方に、役立つ生きた情報を提供することです。
とまあそんな私も個人的な目的はさておき、話をもっと具体的な方向に進めていきましょう。
■まずは基本ありき
オートキャド(AutoCAD)を自分の好みに合わせ、色々とカスタマイズしていきましょう!
これが当サイトのメインテーマになります。
だからカスタマイズについての話は非常に重要なんですけど、その前にやっておいた方が良いことがあります。
それは、まずオートキャド(AutoCAD)の基本的な操作をしっかりと勉強しておく、ということ。
オートキャド(AutoCAD)では基本的にどのような操作をしていくのか、という初歩的な話をした理由もそこにあります。
カスタマイズというのは「改造」ですから、オートキャド(AutoCAD)の操作を自分流に改造することを意味します。
だけど改造をする為には、まず改造する元となる「基本操作」がある程度必要になってくるんです。
「ある程度」と言わず「完璧に」出来れば、なお良いですね。
ちょっと矛盾しているように感じるかも知れないですけど、それほど間違ったことは書いてないと思います。
■どんな分野でも同じで
書道とか武術など、どんな分野でも良いのですが、技を磨いて高みを目指していく道は色々とあります。
そうした鍛錬の道を表す際に「守・破・離」という言葉が良く使われますが、これがどういう意味なのかというと……
守:まずは決められた通りの動き、基本を忠実に守る
破:守で学んだ基本に自分なりの応用を加える
離:形に囚われない自由な境地に至る
微妙なニュアンスが違っているかも知れませんけど、大体上記のような内容だったと記憶しています。
オートキャド(AutoCAD)の操作を書道とか武術などと並べて良いか、少し考えてしまいますが……
技術を磨いて少しずつ高みを目指していく、という意味では似た部分もあるんじゃないかと思います。
自分なりにアレンジする前に、まずは基本が大事だというのは、どんな分野でも同じではないでしょうか。
どんなスポーツでも、まずは基本が大事。
バスケ漫画の「スラムダンク」でも、主人公の桜木花道は非常に恵まれた身体能力を持っていました。
でも、どんなに豪快なプレイが出来ても、基本が出来ていないと試合では役に立たないということで、最初は基礎練習ばかりでした。
基礎をきちんとこなした桜木花道は、その後驚異的な成長を見せることになり……という感じで話が進んでいきます。
と、ちょっと話が古いですね。
現実が漫画のように何もかも上手く行くとは限りませんけど、基本的な考え方は間違っていないと思います。
ちょっと話が色々なところに飛んでしましましたけど、どんなことでも基本は大事です、ということを伝えたかったんです。
そんな訳で、次回から何回かに分けてオートキャド(AutoCAD)の基本的な話をしてみたいと思います。
基本はもう充分知っている、という方は飛ばして読んでも大丈夫ですよ。