スピードという強力な武器

操作のスピードを考えると、マウスを移動させてボタンをクリックするよりも、キーボードからコマンドを入力した方が良い。

繰り返しになりますが、これが当サイトの基本的なスタンスです。

これはもちろん私の個人的な意見でしかないので、絶対に正しい意見という訳でもないですけども。

とは言え、1人のプロとして長い期間オートキャド(AutoCAD)使って来た中で出した結論です。

だからある程度は正解に近いと思っています。

私のマウス操作が圧倒的に遅いという可能性もありますけど、自分の廻りを見る限りそんなことはなさそうです。

カスタマイズをする前段階として、どんな方向性で使いやすくしていくのかの方針は、これで何となくは掴めてきました。

具体的なやり方は別のカテゴリで詳しく説明していくとして、まずはカスタマイズの概要について簡単にまとめてみましょう。


■まずは目的あり

オートキャド(AutoCAD)をカスタマイズする目的は、あくまでも「出来る限りの効率アップを」です。

操作方法を自分オリジナルに変えるのは誰でも出来ますけど、それが作業効率に繋がらないと意味がない訳です。

基本的な話だけど、これが非常に重要なポイント。

具体的なカスタマイズのやり方を知るよりも先に、まずは「なぜそれをやるのか」を知っておくことが大事です。

少しでも効率の良いやり方を探す、というのがカスタマイズの目的で、それは地道な改良の繰り返しなんです。

カスタマイズと言うと、何となく高度なテクニックを駆使するような感じですけど、実際には非常に地味な作業です。

私はカーレースを観戦するのが好きでよく見るんですけど、カスタマイズはレーシングカーのセッティングに似ています。

1周でコンマ何秒かを速く走る為に、ドライバーとメカニックはテスト走行を重ねてベストのセッティングを模索していきます。

実際にやったことがないので断言は出来ませんが、恐らくセッティングは非常に地道な作業だと思います。

ここを変えたらこうした結果が出て、それを少し変えて、他の部分を変えるとさらに違う結果が出て……

みたいな作業を時間が許す限り詰めていく訳で、それが上手く行けば優勝という結果が待っています。

もちろんドライバーの腕という要素もありますけど、それも車に速さがないとあまり意味のないものになってしまいます。

 

■地味な作業だけど

オートキャド(AutoCAD)の操作でも、地道に自分が使いやすい設定を詰めていき、少しでも効率の良い操作方法を模索していきます。

まあこれは少し大げさな表現かも知れませんけど、こうして練っていく設定で他人に差をつけていく訳です。

レースでは1周走りきるのにかかるタイムを、セッティングによってコンマ何秒という世界で切りつめていく。

オートキャド(AutoCAD)では、カスタマイズによる効率化をはかることで、1枚の図面を作図する際にかかる時間を少しでも短縮していく。

何となく似ているとは思いませんか?

レーシングカーのセッティングは地味かも知れないけど、実際のレースはかなり派手で華やかなものです。

一方で、オートキャド(AutoCAD)で図面を描くという行為は、レースとは違って非常に地味な世界。

カスタマイズの設定も地味だし、それを実行する為の作図作業も派手とか華やかなどの言葉とは縁がありません。

でも、図面を1枚描く際にかかる時間が短くなると、あらゆる仕事が少しずつ楽になっていきます。

これはもうイヤってほど痛感した事実です。

どんな仕事でも同じだと思いますが、スピードというのはそれだけで強力な武器になるんです。

また車の例えですみませんが……

速く走ることが出来る車を運転して遅く走ることは出来ますけど、その逆は絶対に出来ませんよね。

それと同じで、オートキャド(AutoCAD)の操作スピードが速いというのは、もうそれだけで有利なんです。

カスタマイズというのは確かに地味かも知れないけど、非常に重要な要素であることに間違いはありません。

これ以降はもう少し具体的な話として、マウス操作とキーボード操作それぞれをカスタマイズする方法を色々と紹介していきます。

その中で自分が気になるやり方があったら、すぐに自分で実行してみることを強くお勧めします。

何事も言葉だけで理解出来る訳ではなく、実際にやってみて分かることばかりですから。

 

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