前回はオートキャド(AutoCAD)を操作する手段のひとつとして、メニューバーを紹介しました。
リボンと同じように、メニューバーはオートキャド(AutoCAD)以外のソフトでも使われています。
かなりオーソドックスな操作方法ですね。
そういう意味では、メニューバーを使う際にそれほど違和感を感じないのではないか、と思っています。
ここ最近、OSがwindows7になったあたりから、リボンを使う方の割合が増えているかも知れませんが……
それでも、メニューバーはまだ一般的なやり方として、多くの方に知られているやり方だと言えます。
オートキャド(AutoCAD)を操作する手段として、メニューバーをメインとすることも、もちろん考えられます。
ただしその為には、メニューバーが使う側にとって便利で使いやすいやり方である必要があります。
そして、便利かどうかを判断をする為には、メニューバーの良い部分とそうでない部分を知っておかなければいけません。
そんな訳で、今回はまずメニューバーを使うことでどんなメリットが考えられるかを紹介していきましょう。
■スリムなのに多彩な機能
メニューバーの良いところは幾つかありますが、私が一番優れいていると思うのが、省スペースだということ。
メニューバーが画面上で必要とするスペースはかなり狭い範囲なので、画面を大きく撮ることが出来ます。
何もコマンドを選ばない状態だと、こんな感じで非常にスリムです。
メインメニューの文字だけが並んでいて、目的に合わせてその文字をクリックすると、さらに詳しいメニューが出てくる。
この仕組は、図面を表示する画面を広く取りたいと考える方にとって、かなり大きなメリットになります。
また、省スペースであるにも関わらず、ほぼすべての機能をメニューバーから選ぶことが出来る。
これもメニューバーのメリットの一つで、その気になれば全ての操作をメニューバーで行うことが可能です。
それを実際にやるかどうかはまた別の話ですけど、省スペースで作業画面が大きく取れるのは結構助かります。
■メニューが言葉になっている
メニューバーのもう一つのメリットが、操作したい機能の説明が日本語になっているという点。
とても分かりやすいんです。
例えば、図面を作図している最中に面取りコマンドを実行したいと思ったら、メニューバーではこのような状態になります。
ツールバーのアイコンを使って作図をする場合には、下図の中から面取りの絵がどれかを選んでクリックをします。
慣れてしまえば迷うこともないですけど、最初はどうしても一瞬アイコンを探してしまう分だけ時間がかかります。
ちなみに、面取りのコマンド名は「CHAMFER」なので、これをコマンドラインに入力してもOKです。
こちらのやり方も、慣れが必要ですけど、その分慣れてしまうと結構早いという利点も会ったりします。
これらのやり方に比べれば、言葉で「面取り」と書いてあるメニューバーの方が、やっぱり分かりやすいですよね。
リボンについて説明をした時に「分かりやすさが求められるのは最初だけ」みたいな話をしましたが……
今回も同じような話になりそうな気がしつつ、次回はメニューバーのデメリットについて考えてみます。