このカテゴリでは、アイコンのカスタマイズということで、主にマウスを使ったやり方を取り上げます。
マウスを使ったやり方と言っても、図面を描く際には普通にマウスを使うことになるんじゃないの?
と、そんな疑問もあるかも知れません。
確かに図面を作図する手順の中で、画面上をマウスでクリックする操作をなくすことは今のところ出来ません。
つまり「マウスを使わないやり方」を、今のところ選ぶことは出来ない、ということです。
そういう意味では、「マウスを使ったやり方」は、かなり漠然とした表現かも知れませんね。
なにしろオートキャド(AutoCAD)の操作全体を指す訳ですから。
どんな説明をするのか明確にしておかないと、ただでさえ脇道にそれがちな説明なのに、さらに収拾がつかない状態になりそうです。
そうなると書いている私も訳が分からなくなるし、きっと読んでくれている方も嫌になってしまいますよね。
それでは良いことが全然ないので、まずはカテゴリの最初に、どんな操作についての説明かを明確にしておきましょう。
このカテゴリで説明するのは、マウスをクリックする操作方法をどうカスタマイズしていくのか、という話です。
■小型化と高性能化
オートキャド(AutoCAD)のコマンドを開始する手段として、画面に表示されたボタンをマウスでクリックする。
そのボタンをどのように使いやすくしていくか、というのがこのカテゴリのメインテーマになります。
……だいぶ堅苦しい表現ですけど、そんな話をする前に、まずは軽くマウスについて思うところを書いてみます。
オートキャド(AutoCAD)のカスタマイズとは全然関係のない話になりますけど、まあ少しは良いですよね。
ひと昔前の時代と較べると、パソコンやテレビなどは大きく進歩して、小型化と高性能化が進みました。
コンパクトになったにも関わらず高性能で、なおかつ価格が安くなっていく、という基本方針ですね。
ユーザーとしては非常に有り難い話ですけど、メーカーはこれで大丈夫なのかとか、少し心配になるくらい。
50万円くらい支払って巨大なパソコンを買っていた私としては、今のパソコンのスペックとサイズには驚くばかりです。
10万円を切るパソコンがごく普通に販売されている状況は、当時からは絶対に想像が出来ません。
そういう状況になれば、今度は10万円を超えるパソコンを高いと感じてしまう訳ですが。
まあそれが人間の欲というか、自然な感覚なのかも知れません。
■マウスの未来
ただ、パソコンを動かす為の道具として存在するマウスには、それほど大きな変化がないように思います。
もちろんコードレスになったりレーザーで移動量を読みとったりと、進化していない訳ではないですけど……
パソコンなどに較べると、劇的な進化という程の話ではない、というのが正直な感想です。
マウスというツールはもう完成の域に達しているのかも知れません。
そうなると、これ以上進化しないマウスより、もっと効率が良くて便利な操作方法が登場する可能性もありますよね。
タッチパネルとか。
液晶画面が全部タッチパネルになって、マウスではなく自分の手で画面をタッチして操作していく。
なかなかありそうな話ですよね。
今のパソコンは基本的にディスプレイを垂直に置いているので、その状態でタッチパネルにすると非常に肩が凝りそうですが……
そういうディスプレイの設置方法だって、操作方法にあわせて根本的に変わってしまうかも知れません。
そうなると、これから説明しようとしている内容は、もう完全に意味のないものになってしまいますね。
それでも一人のオートキャド(AutoCAD)ユーザーとしては、そういう大きな変化が起こることを期待しています。
ちょと思っていることを並べただけの内容になってしまい、書いている方も収拾がつかなくなって来ました。
次回から本題に入ります。