オートキャド(AutoCAD)を実際に使ってみる為に、まずは体験版で試してみるという選択肢があります。
体験版の主旨は車の試乗と一緒で、「まず買う前に少し使ってみたい」というユーザーの要望に応えたもの。
だから使用期間に制限がありますが、時間的な制限以外は特に製品版と変わるところはありません。
機能を制限された体験版では、体験してみる価値があまりなくなってしまい、存在自体に意味がないですよね。
車の試乗も同じです。
車を進めたり止めたりは出来ますけど、ちょっと制限があってハンドルを回すことが出来ません、みたいな車では試乗する価値は半減です。
全ての機能を味わってもらい、体験版を使ったユーザーに出来るだけ製品版を購入して貰いたい。
メーカーにはそうした目論見があるのだと思います。
1ユーザーとしては、そうしたサービスを最大限に活用させてもらい、出来るだけ効率よくオートキャド(AutoCAD)を覚えたいところです。
今回取り上げてみたい話題は、そうした体験版が使用出来る30日という期限についてです。
■30日という区切り
オートキャド(AutoCAD)の体験版を自由に使えるのは、前回も簡単に書きましたが、基本的には30日しかありません。
この30日という期限は長いようでいて、実際には結構な短期間だと言うことが分かるはずです。
これは、その期限内にオートキャド(AutoCAD)を覚えようとした時に実感出来ると思います。
そうした短い期間に、ある程度オートキャド(AutoCAD)の基本的な操作を覚える、というのはかなりの努力が必要になるはず。
出来れば身近にスキルの高い先生がいれば最高なんですけど……
このあたりの話は体験版とは主旨が違うので、先生の必要性などについてはまたの機会に書くことにします。
こうした制限時間があるのは、体験版だから仕方がない話ですよね。
決められたルールの中で最大限の効果を上げられるように、体験版をダウンロードしてインストールしたらすぐに使ってみる。
単純な話ですが、そうした素早い行動をお勧めします。
ちなみに、オートキャド(AutoCAD)の体験版ダウンロードは、以下のURLから無料でダウンロードすることが出来ます。
少しだけ個人情報を入力することになりますが、無料でダウンロード出来るメリットを考えると、ある程度は仕方がないですよね。
私も無料体験版をダウンロードする為に、自分自身の個人情報を入力したことがあります。
でもそれ以降頻繁に電話がかかってくるとか、そうした売り込みが来たことはないので、特に気にしなくて大丈夫だと思います。
■提供されたサービスを使う
ソフト側で30日と決められている試用期間ですが、これをごまかして使い続けるにはどうすれば良いのか。
使用期限があるものを目にすると、我々は一瞬そうしたセコイことを考えて今しますが、そうした話をここでするつもりはありません。
体験版というのは、あくまでもオートキャド(AutoCAD)を購入する前に少し使ってみるという主旨がベースになっています。
メーカーとしての思惑も当然あるでしょうけど、基本的にはAutodeskが提供しているサービスです。
ユーザーとしては、そうしたサービスをありがたく利用させてもらう、というスタンスが正解ではないでしょうか。
そう考えれば、ずっと体験版のオートキャド(AutoCAD)を使い続けたい、という要望がいかに自分勝手なものかが分かるはず。
なので、当サイトではオートキャド(AutoCAD)の体験版を、あくまでも操作になれる為に利用するツールと位置づけています。