お試し版AutoCADもある

いくら価格が安くても、学生版のオートキャド(AutoCAD)を仕事で使うのは大きなリスクを伴います。

もっと言えば、学生版を仕事で使うことは全く現実的ではないので、そもそも考えない方が良いでしょう。

現実的ではない選択肢を書かなくても……と思われるかも知れませんが、操作に慣れるだけであれば有効な手段ではあるんです。

ただ、価格が安い代わりに仕事には活用出来ないだけ。

と言うことで、あまり現実的ではない手段について考えるのは時間の無駄なので、考えないようにして……

今回はもう少しお金をかけずにオートキャド(AutoCAD)を手にする方法について考えてみることにします。


■車の試乗とオートキャド(AutoCAD)

お金をかけないで、とりあえずオートキャド(AutoCAD)を使ってみたい、と考えている方は結構多いと思います。

だって、オートキャド(AutoCAD)は非常に高額なソフトで、そう簡単に買うことは出来ませんから。

購入する場合であっても、まずは実際に自分で操作をしてみてから、改めて購入を検討したいと思いますよね。

車を買う場合でも、実際に試乗をしてから検討することが多いですが、基本的な考え方は同じです。

価格が高い商品なので、まずは実際に乗ってみる、操作をしてみる、というスタンスです。

こうした手段があるというのは、ユーザーにとってかなり良い選択肢だと思いますが、いかがでしょうか。

今回取り上げたいのは、車における試乗と同じような考え方を実現する、オートキャド(AutoCAD)の体験版です。

■体験版という選択肢もある

学生版も確かに安いけど、それよりもっとコストをかけないでオートキャド(AutoCAD)を使う方法はないか。

こうした要望があるのは、ユーザーとしては理解出来ますけど、メーカーにとっては大変ですよね。

でも、メーカーは当然仕事ですから、出来る限り売りやすい状況を作る為に色々と動きます。

その結果として、実際にオートキャド(AutoCAD)を操作することが出来る「体験版」が存在するんです。

これは別に裏技的な方法ではありませんよ。

非常にまともな手続きを経ることで、お金を掛けることなくオートキャド(AutoCAD)が使えるようになります。

そうして無料で手にいればオートキャド(AutoCAD)の体験版を使ってみて、実際に使えそうであればあらためてソフトを購入する。

そんな流れになっています。

いつまでも体験版を使い続けることが出来れば、そのままずっと仕事で使っていきたいと思ってしまいます。

が、もちろん制限があって、体験版の有効期間は30日です。

機能に制限がある訳ではなく、実際に利用出来る期間による制限があるだけですから、思う存分使うことが出来ます。

30日という期間が長いか短いかは人それぞれの感覚でしょう。

しかし、その期間をオートキャド(AutoCAD)の練習にあてれば、結構使えるようになる程度の時間はあります。

また、Autodesk社に申請をすれば、さらに30日間の期間延長をしてもらうことも出来ます。

つまり体験版を利用すれば、最大60日間しっかりとオートキャド(AutoCAD)の練習が出来る、ということ。

体験版ですから当たり前ですけど、基本的にお金はかかりません。

無料で手に入れることが出来て、なおかつ機能に制限がないという理想的な状態になっています。

これは非常にお得な仕組みではないかと思います。

特に、これからオートキャド(AutoCAD)を使ってみよう、と考えている方はぜひ試してみてください。

せっかくメーカーがこうした親切なシステムを用意してくれているのですから、ありがたく利用させてもらいましょう。